霊的闘い


ニューエイジ運動(1)

<多楽房伝道新聞に出された記事に基づいています。>

1997/12/20

霊的戦いの対象/ ニューエイジ運動(New Age Movement) (1) 


ニューエイジが迫っています。誰も、どんな勢力も、突進してくるこの巨大な台風の進路に立ったら、災いを免れることはできません。ニューエイジ運動は、色々な服を着て、既に私たちの横に近く来ています。ただ私達が知らないだけなのです。敵が近くにいるのに、目に見えないのです。

ニューエイジの思想は、癌細胞のように地球の文化の中に深々と広がっていっています。カトリックは言うまでもなく、このまま行けば、キリスト教文化もまもなく犠牲になって消えるはずです。ニューエイジ運動は、小説の話ではありません。単純な文化運動でもなく、イスラム教圏の世界を掌握する祈りとも、そのスケールが違うのです。全人類を惑わし、創造主なる神様と救い主イエス・キリスト、そして救われた民を導き守って下さる聖霊の存在を知らなくさせることが、ニューエイジ運動の隠された目標です。

ニューエイジは、神智学(Theosophy: 神に対する知識を研究する分野)を土台にして、新しい時代を開こうという運動です。ニューエイジ信奉者は、神々に関する霊的な知識を、神に接する行為(チャネリング)を通じて得ます。ニューエイジの予言者は、チャネリングを通じて、悪霊が言ってくれるとおりに、助詞や助動詞のひとつも漏らさずに、本に編集して出します。その内容は、地球上のあらゆる宗教を統合(キリスト教以外のあらゆる宗教は、被造物崇拝であるから、これが可能)して、単一世界政府、単一世界経済体制、新時代指導者(反キリスト)を誕生させるということです。自分の終末を知っているサタンの最後の陰謀であり、作戦です。その計画と戦略の緻密性は、想像を超越するほどです。

これまでの6千年間の原始宗教から現代宗教に達するまで、数多くの宗教で人間を惑わしてきたサタンが、今は全世界に分散しているその勢力を一つに固まて、神様に敵対する一大宗教的クーデターを起こすということです。

しかし、ニューエイジ信奉者は、一様に平和と愛と一致など、美しいスローガンを掲げて人間は、みんな無限な可能性と創造力を持っていると主張します。彼らはまた、いままで人類は進化論的輪迴(カルマ)を通じて、これくらい発達したが、これからは各自が瞑想を通じて、個人の精神(consciousness)を一つに集めて、集団的、宇宙的精神の次元で昇華させて、新しい時代を開くべき時だと主張しています。

このために ニューエイジ運動は、アダムが堕落した以後、人間がやみの中で行なってきた(特に、バビロンとエジプトの) 秘密儀式、神秘主義、魔術、占術、心霊術、チャネリング、瞑想、フリーセックスなどの方法を動員しています。彼らは、これを通じて悪霊の世界と接して、人間の肉体的な限界と世界を抜け出して、神的な境地に到達するということです。

別の言い方をすれば、新時代運動は創世記3章事件の以後に現れた神様の救いの働きとともに並行してきたサタンの運動です。このニューエイジは、現在西洋の服を着ているのですが、実際には、仮装した最も古い宗教であるヒンドゥ教にその根をおいています。

ニューエイジ運動は、1875年ヘレナ・ブラヴァッキーというロシア出身の女性が米国でいろいろな霊媒者と神智学(接神学)協会を創設して、本格的に開始しました。その後に、英国出身の女性アーニー・ベサント(この協会の2代目会長)は、サタンの指示で宗教統合の実質的な基礎と運動の理論を体系化して、隠密に準備してきました。1975年にはマリリン・ファーガソンが彼女の本'水瓶座のたくらみ(アクエリアン革命)'で、自分の主張を全世界に公開しました。

もうひとりの重要な人物は'マイトレーヤの使命' の著者、ベンジャミン・クレームで、彼は1982年 ニューヨークタイムズ等 20個の主要新聞に "キリストは、今ここにいる"と宣言する全面広告を出しました。彼は新時代を開いて導いていくキリストは、既に用意されていて近いうちに現れるはずで、その日には世界中が直感的に彼が新時代を導いていく世界の指導者であるということを知っているようになることだと大言壮語しました。ニューエイジは、人類の人間性回復、汚染された環境の回復、真の平和と幸福を叫んで、新しい世界秩序、新しい世界化、新時代革命、新意識 などのスローガンを全面に出して、政治、経済(金融)、社会、文化、教育等に既に深く食い込んで、かたい組織を築いています。

彼らニューエイジ信奉者達は、イエス・キリストを話す者を最も恐れて憎みます。救い主イエス・キリストを否認して'人間がすなわち神である'という主張を展開して、創造主なる神様を否認するようにさせます。これは、すなわち創世記 3章に現れて'善悪を知る木の実を食べれば、あなたは神様のようになる'とエバを惑わしたサタンの声です。人間の自尊心を極大化させて、神様を否認するようにさせるサタンの戦略、これがまさにこんにち米国などの先進社会を握っている最もかたい壁です。

こんにち、彼らの正体を知らなくて、ニューエイジに陥って苦しんでいる人々が、全世界で随所に広まっています。しかし、彼らは既に自分たちの力だけでは、この巨大な網から抜け出す力を失っていまる人々です。"きて私たちを助けてください!" "助けてください!"という心を痛める霊魂の泣き叫びが聞こえてきます。その霊魂をサタンの手から取り出して来る者はだれでしょうか。
--------------------------------------------------------------------------