多楽房伝道とは?

よく使われる言葉の解説

多楽房伝道運動

韓国の伝道新聞に出された記事に基づいています。>

多楽房(タラッパン)伝道運動の必要性

1.個人
 現在、人々はとても豊かな生活を送っています。日本は、国民総生産(GNP)がとても高く、一人あたり300万円と言われているにもかかわらず、世界で最も精神病が多い国となっています。先進国においては、飢饉はなくなったと言えるでしょう。しかし、自殺をする人が、多くなっています。物質的に豊かになると、それに反して、自殺する人が増えるのです。なぜ人々は、目的を失ってさまようのでしょうか?人間は、決してお金で幸せになることはできないのです。その理由を、聖書から見出しましょう。

 聖書の創世記3:1−6に、人間は、神様から離れ、罪に堕ち、サタンに捕まえられているので、決して幸せになれないことが明らかにされています。未信者は、その状態の中にいるのです。イエスは、神様との関係を回復する唯一の道です。イエスは、私たちの罪を赦し、私たちをサタンの支配から救い出し、本当の幸せを与えて下さるのです。

2.家庭
新聞によると、堕胎される赤ん坊は、生まれてくる赤ん坊よりも多いそうです。家庭崩壊は、社会に広がりつつあり、離婚率はますます増え続けています。

 その他にも、家庭内暴力(妻や夫に対して)、親殺し、子殺し、無視されている子どもたち、会話のない家庭といった恐ろしい状態もあります。このように、家庭が目に見えて崩壊していっています。

3.教会
 ヨーロッパやアメリカの多くの教会が扉を閉じていっています。その失敗の原因は、なによりもまず、イエス・キリスト以外に重点を置いたためなのです。伝統的な神学を捨て、ゆがんだイエスを伝えようとしたためなのです。

 私たちは、このような失敗を繰り返さないように、福音を正しく知り、初代教会と神様のみことばに戻るべきです。初代教会を回復するために、多楽房伝道運動をしていくべきなのです。

4.小学校
 子どもの時に、信仰を持つことの大切さは、大人になって教会にやって来る人々の多くが、子どもの頃に教会に行っていたという事実からも分かります。クリスチャンの目で見るとき、幼い子どもの教育をもっと改善すべきであると考えられます。

 その理由として、まず、先生が十分に教育されていません。先生がキリストを知らないので、子どもたちの模範となることができないのです。二番目の理由として、現在の初等教育の評価は、おもに学力中心で、才能によって評価されることはありません。多くの子どもたちは、評価基準に制限があるために、悩んでいます。三番目の理由は、現在の進化論を基準にした教育は、子どもたちが聖書や、創造主なる神様に接することを妨げます。子どもたちは、創造論を学ぶ機会を逃してしまうのです。四番目の理由は、子どもたちがそれぞれ、精神的な問題を抱えていることです。霊的に混乱している子どもたちには、普通の子どもより多くのストレスがかかるようになります。

5.中・高等学校
 ‘こっくりさん’という遊びが、1990年の前半に、韓国の中・高等学校で驚くほど流行しました。ボールペンを持って、呪文を唱え、悪霊をまねいて質問をする‘こっくりさん’は、子どもならだれでも知っています。試験を前にした子どもたちに流行っていることは、‘偶像’を点描で入れ墨にすることです。その子どもたちのほとんどが、たばこを吸ったりお酒を飲んだりしています。

 たばことお酒を始める年齢は、年々低くなってきています。成績が良くないと、自殺する子どもたちもいます。大人向けにインターネットに出ている、いろいろな種類のわいせつなことにさらされています。

6.大学
 ほとんどの大学では、人間を中心とした学問によって、神様を無視することが広まっています。大学では、いろいろな異端の集団が、精神的にも霊的にも満足することができない学生に、自分たちの教えの宗教を伝えようと占領しに入っています。このようなひどい現実にもかかわらず、教会は、伝道の任務をいくつかの宣教団体に任せてしまって、自らは手を引いているのです。

 実際には、いくつかの宣教団体では、大学で勝利することはできません。

7.会社
 会社の労働者は、多くの困難に制せられています。たとえば、家族、将来、健康、性的なことで、多くの問題を抱えているのです。

 このような問題から逃げようとして、飲み屋に行ったり、コンピューターゲームに夢中になったり、ソープランドやテレクラなどのわいせつな所に行ったりもするのです。それで、すぐ、お酒、たばこ、麻薬、ヘビメタの音楽などに、簡単にはまり込んでいくのです。

8.その他
 社会が発展すればするほど、偶像崇拝は蔓延していっています。偶像崇拝は、迷信的な習慣とみなされています。多くの政治家は、選挙の時になると、神社仏閣に参ったり、占いをしに行ったりします。率直に言えば、民主主義や宗教の自由という名の下に、全国家は、迷信の中に突入していき、神様は後ろに隠されてしまったのです。

 神様を拒絶した国家はすべて、深刻な問題にぶつかりました。発展途上国は、飢饉、病気、自然災害にみまわれ、先進国は、精神的な病、麻薬、淫乱、家族問題といった痛みを背負うようになりました。


伝道の目的

まず、最初に個人がイエス・キリストによって回復して、体質から変えられなければなりません(Uコリント5:17,ガラテヤ2:20,使徒9:1−11)。契約を理解して、生活の中に適応することによって、人はイエス・キリストの証人となることができ、自然に地域、国家、世界の福音化へとつながっていくのです。

多楽房伝道における信仰の告白

「主は、生ける神の御子キリストです(マタイ16:16)」
「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。(使徒4:12)」
人間の霊的問題の根本原因は、人間が神様から離れ(創世記3:1−6)、罪に堕ち(ローマ3:23)、サタンに支配されるようになった(ヨハネ8:44)という事実に根ざしているのです。このすべての問題を解決されたのは、イエス・キリストだけです(ヨハネ14:6,ローマ8:2,Iヨハネ3:8)。一言でイエス・キリストは、‘すべての問題の解決者’なのです。

多楽房伝道の中心

1.多楽房伝道は、イエスがキリストであることを証しします。
イエスは人の名前で、キリストは肩書きや職を表します。イエスはすべての問題を解決されました。イエスが成し遂げられたことと、職を指して、キリストと呼ぶのです。人間には、3つの問題があります。

第一に、人間は、神様のかたちに造られ(創世記1:27)、神様によって祝福された存在でした(創世記1:28)。しかし、神様から離れてしまい、道を失ってしまったのです(創世記3:1−6)。そのようにさまよっている人間のために、道であり、真理であり、いのちとなってくださったイエス・キリスト(ヨハネ14:6)は、真の預言者なのです。

第二に、人間は神様から離れ、「神からの栄誉を受けることができず」(ローマ3:23)、永遠に死ななければなりませんでした(ローマ6:23)。人間は、自らの罪と罪過の中に死んでいる者であったのです(エペソ2:1)。しかし、イエス・キリストがただ一度、捧げられることにより、人間の罪は取り除かれ、罪と死の原理から自由にされました(ローマ8:2)。イエス・キリストは、ご自分をいけにえとして捧げてくださった(ヘブル4:14−16)、真の祭司です。

第三に、人間は、神様から離れ、意識している、いないにかかわらず、サタンの奴隷となっています(ヨハネ8:44,エペソ2:2)。イエス・キリストは、サタンの手から人間を救い出すことのできる、ただ一人のお方です。ですから、イエス・キリストは、王の王なのです(マタイ27:11)。

2.私たちは、最初によみがえられた方を証しして、今も生きて働いておられることを証しします。
ギリシア語で‘復活’は、肉的にも霊的にもよみがえったことを意味します。言語では、‘再び’と‘立つ’という言葉が一つになった言葉です。イエスの復活を信じる人には、イエスが今もともにおられると信じています。多楽房伝道は、いつもこのポイントを強調して、証しするのです。

3.多楽房伝道は、イエスがいつも信じる者とともにおられると証しします。

最初によみがえられたイエス・キリストは、弟子たちに聖霊を受けるようにと何度も強調しておっしゃいました(ヨハネ20:22)。天に上られた時も、「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」(使徒1:4,5)とおっしゃいました。イエス・キリストのみこころに従って、多楽房の伝道する者は、聖霊を体験します。そして、聖霊が、今、内にともにおられ、働かれることを証しするのです。

4.世界宣教のために、イエス・キリストは、聖霊を受けた人をお立てになりました。イエスは、その人が伝道に成功できるように、イエスの証拠を与えられるのです。

5.多楽房は、イエスがみことばで全宇宙を統治されており、王の王として、再臨してこられることを証しします。

多楽房伝道はどのようにするのでしょう。

1.伝道する者は、確信を持たなければなりません。

2.伝道する者は、祈りに答えられるために、契約を基礎とするメッセージの多楽房に継続して参加し続けるべきです。

3.伝道する者は、アンテオケ教会がした働きの一員として、宣教の準備をするべきです。

4.伝道する者は、ミッションホームの戦略を用いなければなりません。初代教会では、ルデヤの家、プリスカの家、シモンの家など、個人の家が、密かに礼拝する集まりに用いられていました。彼らの家が、宣教チームが組織され、伝道を繰り広げ、ローマを征服した宣教の基地となったのです。

5.伝道する者は、専門の教会に目を向けるべきです。聖書には、専門分野での伝道戦略について書かれています(コロサイ4:15)。偉大な伝道者であったパウロが新しい所に伝道を繰り広げる時には、いつでも、聖書を良く理解して伝道する人を連れていました。パウロは、そのような使命を持った人を新しい場所に派遣して、引き続き伝道活動ができるようにしたのです。

6.伝道する者は、地域の教会を立てる必要があります。そして、聖書の使徒13:1−12,使徒16:16−18,使徒19:18−20にあるように、サタンの暗やみの力に縛られた地域を変えるのです。伝道する者は、地域の教会で、伝道を繰り広げながら、弟子を捜し、その人々が、成長した伝道者となるように、みことばと祈りで育てるべきなのです。