よく使われる言葉の解説
<韓国の伝道新聞に出された記事に基づいています。>
多楽房の意味は、完全な契約を握っていた弟子たちが、マルコの屋上の間(韓国語で多楽房)に集まり、時と場所を定めて現場に続いて入って行き、みことば運動を行ったことです。この運動は、純粋な福音運動で、イエスさまご自身が弟子たちにマルコの屋上の間に集まって、祈るようにと言われたのです。(使徒1:13−14) ![]() 現場とは、信徒がよくいる場所、たとえば、家庭、職場、工場、学校、病院のことで、伝道のために用いられる所です。主は、私たちが自分のいる場所や状況で、よろこんで伝道することを望んでおられます。(ルカ15:29−37、Uテモテ4:2) 現場では、聖霊がおられることと、神さまのみことばが成し遂げられることが確信できます。現場で伝道することによって、イエスが再臨されるまで、サタンの活動はイエス・キリストの御名によって縛られることを見ることができます。 祈りの答えが与えられ、神さまのみこころが現場で理解できます。神さまは、この時代にすばらしい事実を証しするようにと、私たちを召されたのです。 ![]() 多楽房伝道運動は、決まった時間と場所で多楽房を行う必要があります。そうすれば、人々によく知らせることができます。人々が神さまのみことば恵みが必要な時、決まった場所なら簡単に訪れることができるのです。 ![]() 聖書の学びのほとんどは、プログラムのステップにしたがって行われ、最後のステップで終わります。 しかし、多楽房伝道運動は、どのように反対されようともイエス・キリストを大胆に証しする宣教の使命を持った人を見出し続けるために、続けて行われるのです。プログラムによるのではありません。 この運動は、聖書66巻に書かれているイエス・キリストの証拠を、いつも宣べ伝えることができるのです。 ![]() 多楽房の聖書の学びに来る人は、新しい人でも難しいと思うことはありません。多楽房で、聖書のどの箇所を学ぶとしても、イエスがキリストであることを学ぶことができるのです。 聖書には、ルデヤの家、ヤソンの家、プリスキラとアクラの家ということが書かれていますが、それは、単なる家の記録ではありません。パウロの伝道旅行のルートを見れば、家はローマを征服するスタートポイントであることが分かります。 21Cにおいて世界の福音化をするために(使徒1:8)、このような家が回復されてきています。ミッションホームがすばらしい働きをすることは、中国やイスラムの国々のような所で宣教師がミッションホームを行い、地域に福音が浸透していく宣教の役割を果たしていることで証明されています。 ミッションホームの戦略で伝道を行う時に、気をつけなければならないポイントがいくつかあります。 私たちが、メッセージをよく理解して、教えることができるかどうか。 祈りが答えられているか。 伝道運動をする現場は、どのような所か。 使命者は、どれくらい起こされて、訓練されているか。 伝道のスケジュールをよく整えているか。 専門の教会は、メンバーの仕事、職務、年齢、職場によって作られます。教会の建物はありません。定期的な礼拝や祈り会が、職場、家、学校というような所で持たれるのです。人々は、日常生活の中で、専門の教会に足を運ぶことができます。 共通点がある人々がメンバーなので、教会のリーダーは、その人々に合う専門のメッセージをして、メンバーが日々面していることの中で教会の働きをしていく必要があります。伝道運動を完璧に広げていくためには、専門の教会は、未信者と同じ領域で、彼らを魅了するのに十分な専門性と違いを持つ必要があるのです。 専門の教会は、典型的な礼拝と祈りをしていくべきで、そこで、メンバーに神さまから与えられている身分と権威を回復する方法を教えていかなければなりません。人々が占いなどに頼ることがないように、未来に対するメッセージも与えるべきです。 また、専門の教会は、メンバーが伝道と職業に専門性を持つことができるように助けるべきで、本部が行う訓練のコースにメンバーを参加させます。そして、メンバーの行っている教会の牧師を悪く言ったり、近くの教会を非難したりしないように気をつけなければなりません。無教会主義の方向に流れないように、いつも気をつけるべきなのです。 専門の教会は、未信者の家族問題、国家経済の困難、政治問題を回復させて、それによって、伝道運動を広げていくことができます。それが、サタンの勢力を退け、文化を回復し、次の世代を養う、一番良い方法なのです。 地域の教会は、聖書(使徒13:1−12,16:16−18、19:8−20)にあるように、聖霊によってサタンの暗やみの力を縛り、地域を変化させることができます。みことば運動によって、サタンの策略を打ち壊すために、地域の教会は、使命を持った弟子を捜さなければなりません。 |